合作のコーナー
(無断転載禁止!)
その10

抱き枕♪

今回は、わたしんちのおえびで始まった抱き枕祭り!

先ずは素敵な夢見る作品!

その美しさに、思わず、ほんげ〜♪

絵描きさんはりりさんです。川柳はわたし。

長い夜 想いは連なり 頬つたう
    
     雫は固まり アメジスト

んでもって、

リりさんの作品に刺激され、おいらさんの筆が唸りました!

すると、私が食いついて…

なんと、J−Bさんが傑作SS(ショートストーリー)を創作!

ヾ(〃∇〃)〃

長い夜 想いはつのり 血がたぎる
    
     脇は固まり ちょーくすりーぱぁ

                              詠み人  坂之上からコロコロ麻呂
「あら,ラン,激しく抱きしめたんじゃなくって?」
「だ、抱き枕やぞ,抱きしめんでどうするんじゃ。」
「ちょっと、かしてね。」
「なに、するんや?」
「あなたの抱きしめ方が,抱き枕の保証の範囲内かどうか,見てみるの」
「ほ、保証の範囲やと?」
「ほら、この目の中を見てご覧なさい。」
「まんじがため、げんばくがため、さそりがため………」
「昨日の晩あなたが,この枕に仕掛けた技の数々よ。あら,珍しい、J−Bスペシャルまであるわ。」
「な,なんで,こないなもん,記録してんねん。」
「この枕はね,いろんな人が,いろんな用途で使えるよう開発した自信商品なのよ。
 普通の抱き枕のほか,技の練習台とか,無断外泊時の身代わりとか,おもしろいところでは………、あ!」
「あ!ってなんやねん。」
「B坊、ランにお茶をお出しして」
「そやから、あ! ってなんやねん。」
「ラン,落ち着いて聴いてね。………機能もあるのよ。」
「声が小そうて聞こえんぞ」
「だから、の……の……人形機能もあるの。」
「もっと,大きい声で,言って。」
「呪いのわら人形機能もあるの! だから、今頃,本体のレイは………」
「きゃいーん、レイっさーん。」
「あら,ラン!」
「あほーっ、代金は,払わへんからなあ。」
「そういうことじゃなくって………。
 しょうがないわね。B坊、今,ランが割っていったお茶碗の請求書,ランにつけといてね。」
「ほんぎゃ」


最後は私のいつもの絵♪

高まるな
昇ってしまうと見失う
あなたも私も見失う

鎮まれ、
鎮まれ胸の内

どきどきを
静かに優しく寝かしつけ
どきどきを、
そう、きらきらに…


あ〜、面白かった!


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