お絵かきのコーナー
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その51 不思議なお豆さん
さて、節分も終わり世間も静かになった頃、 校庭のすみでランちゃんが何かを見つけました。 あれ?これってたしか… ぱんぱん豆? いや違うわ… え〜っと… ああ!そうだわ! 「ボン!キュ!ボン!これで誰もがあなたに注目!」 でおなじみの、鬼星特産の「ボンキュッ豆」じゃないの! なんでも、このお豆さんのおかげで、 あの鬼族の娘たちのナイスバディがあるとも言われてるわね。 ということはぁ… わたしもこれを食べたらぁ〜 ふふふふ、待っとれよラムぅ〜! |
そうかそうか、これがあのラムたちのナイスバディの秘密か… よし、ほんならわしもこれを食べて、 ボン!キュ!ボン!のナイスバディや! これでもう、ラムに負ける要素はあらへん、 レイさんはわしのもんやぁ〜! わはははははは! 高笑いと共にランちゃんはお豆さんを口に放り込みました。 |
うおおおおおおお! なんやぁ〜! 体が熱いぞ! おおおおおおおおおおおおおおおおおお! 大きくなる! ナイスバディやぁ〜! ないすばでぃやぁぁぁ〜〜〜〜! |
でも、あれれれ? 何か変? すると、 ランちゃんの妙に高い視線の更にその上に、見慣れたUFOの姿が。 「お〜い!ランちゃん、そんなところで何してるちゃ?」 「・・・・・」 「なんでそんなに大きくなってるちゃ?」 「・・・・・・」 「うわ〜!誰もがランちゃんに注目してるっちゃよ〜!」 ランちゃんは何も答えずにただ黙るのみ。 (ぼん!きゅ!ぼん!確かに大きくなって誰もが注目したけど…) そしてついに大声で叫びました。 「なんでいつもこうなるねん!」 !(・∀・)「お豆さんは、正しい用法と用量で!」 |