お絵かきのコーナー
(無断転載禁止!)
その62 変身!


ある朝目が覚めると、私は太陽になっていた。
そしてふと下を見ると、そこにはビキニ姿のランちゃんが!

「夏が終わったとはいえ、まだまだ暑いわねぇ〜。」

おお!そうか!もう夏も終わりか!
すると、こういう嬉しい姿ももう見納め?
いかん!それではいかん!
せっかく太陽に変身したのだから、
ここは一番夏よもう一度!
ムッシュめらめら〜!

「あら、太陽の勢いが強くなった?これじゃ、ビキニでも暑いわね…」

おお!なんと!
これはほれ、昔話の「北風と太陽」
もしかしたらもうひとふん張りでビキニも脱ぐかも?
よ〜し!
むっしゅメラメラメラ〜!

「あらあらら、また太陽の勢いが強くなっちゃった。
こうなればビキニ姿もガマンで着ないわ。」

「よっしゃ〜!」ヽ(´▽`)ノ ワアイ

「 紫外線が心配だから、上着を着ましょう♪」

(・∀・)「え?」

「ついでに下もはいて、日陰に逃げちゃおう〜っと♪」

(・∀・)「あ・・・・・・」


何事も欲張るといけないというお話でした!

(=^^=)ゞ


ある日目覚めると私はカニになっていました。
浜辺にたたずみ途方にくれていると、
そこに可愛らしい女の子が!
「あ!カニさんだぁ〜♪」
幸運なことに、カニになった私には、その光景はパラダイス!
嬉しさのあまり、
目は飛び出すは!(カニだけに)
泡は吹くは!(カニだけに)

こうなれば、あとはもう突撃あるのみ!
「いざ!幸せの秘密の花園へ〜!」ヽ(^∀^)ノ

と、だけどもだけど・・・

あれれ?
あれれれ????

彼女を前に突進しようとも、全く近づけない!
彼女の前をむなしく左右に移動するだけ!
しまった!横にしか動けない!(カニだけに…)
どうしよう!どうしよう!
ああ!
そうこうする間に日が落ちて、
沈む夕陽の逆光で、彼女の姿もよく見えない!

え〜い、こうなれば光には光!
(・∀・)「カニーフラッ〜シュ〜!」

え?
カニはそんなことしないって?
いえいえ、あなたそんなことない。
とても有名なこの小説を知らないかい?

不屈の名作・・・

(・∀・)「カニ光線!」

φ(._*)☆\(-_-)「蟹工船」


今日はうちは看護婦さんに変身だっちゃ!
患者さんのために、テキパキと働くっちゃよ〜!
でもね、なんか不思議…

うちの受け持つ患者さんは、
誰もが皆、「高血圧」で「心不全」
世の中本当に病人だらけだっちゃね〜。

って、ラムちゃん!

そんなかっこうだと、男は誰もみな
血圧は急上昇で、心臓はバクバクいいうってばよっ!

ここはむしろ、ラムちゃんのケツ圧を測らせて〜!
φ(._*)☆\(-_-)


ある日目覚めると、おらは鳥になっていただ。

あわてて体をまさぐると、

不思議なことに、携帯や財布などは体のどこかに入っていただ。

でもこれでは困るので、シャンプーに相談することにしただよ。
シャンプーはおらを見つけるなり、

「や〜、可愛い鳥あるね♪」

とよってきて、目の前でしゃがんでこう言っただ。

「やっぱ、付け合せはオレンジがいいあるかな〜♪」

まさか!おらを食べるつもりだか?!

おらはあわてて、事情を説明しようとしただが、

「ガ〜!ガ〜!ガ〜!」

口から出るのはこればかり!

(いかん!このままでは美味しくいただかれてしまうだ!)
そのときおらは思い出しただ!

(そうだ!携帯を見せればおらがムースであることに気付くはず!)
そこで早速懐から携帯を取り出して…

あらら…、羽の手だと思うように操作できないぞ…

「カシャ!」

(あ!シャメ撮ってしまっただ!)

「あ〜!なにするあるか!スケベなアヒルあるな。」

(いや・おらは無実だ〜!)

「そういういやらしい鳥のことをなんと呼ぶか知ってるあるか?」

(はて・・・?)

「そういう鳥は、ぬすみどりっていうあるよ!」

「!(・∀・)おお!)」

「さ、そういう悪い鳥はおしおきあるね♪」

(!(・∀・)ひぃ〜!)

皆さんも盗み撮りはやめようね〜。



夏も終わって、季節は秋に向かいます。
各地の学校では、文化祭が行われ、ここ友引高校も今日が当日。
ラムちゃんのクラスでも観客の前で、
ラムちゃんとしのぶさんが出し物を披露しております。

「これが!うちの星の技術を投入した変身マシーンだっちゃ!」
「ちょっとぉ、これ爆発しないでしょうねぇ?」
「しのぶは本当に疑い深いっちゃねぇ!」
「だって、あんたのはいつも最後に爆発するじゃない。」
「安心するっちゃ、これは安全確実100%だっちゃ!」
「ほんとう・・?」
「本当だっちゃ!だからほら、早速入ってみるっちゃ!」
「ちょ・ちょ・ちょっとぉ〜!」
「まぁまぁまぁまぁ♪」
「ちょっとやめてよ〜!」

ギギ〜♪ゴションゴション♪

「完成だっちゃ!」
「あら!?いつの間にか水着に変身してるわ!」
「どうだっちゃ?すごいっちゃ?」
「へ〜、あんたにしたら上出来じゃない?これすごいわよ!」
「だっちゃ〜♪」
「こんなものを、そこらの機材で作るなんてさすが鬼星の科学力ね!」
「いや、そんなにたいしたことないっちゃよ〜。」
「またまた〜、謙遜しちゃって〜。」
「いやほんとに…」
「だって、これって空中元素固定装置じゃない!」
「え?ちがうっちゃよ?」
「え?」
「それはただの…」
「ただの?」
「それはただの立体プリンターだっちゃ♪」
「立体プリンター?」
「だっちゃ♪」
「ということは…」
「ということは。」
「この水着は…」
「ただのボディペインティングだっちゃ♪」
「・・・・・・・・・・・・!」
「だから、汗を書いて濡れたりすると取れるっちゃ!」

「ま!(汗!)」

というわけで、ステージで大汗をかいたしのぶさん!
期せずして起こった、独特のくびれ大撮影会が観客に大好評であったそうな。


というわけで、これが本当の…

(・∀・)「汗かき損と、くびれでもうけ♪」

φ(._*)☆\(-_-)「骨折り損のくたびれもうけ!」

というわけで、ステージで大汗をかいたしのぶさんの、
独特のくびれが観客に大好評であったそうな。



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