お絵かきのコーナー
（無断転載禁止！）
その65 ひだる神

先日テレビをで鬼太郎を見ていたら、
食べ物を粗末にする人間を襲う「ひだる神」という妖怪が出ておりました。
それをみながら、

「たしかこの妖怪は旅人を動けなくして襲う妖怪でだったのとちがうかな？
そして、おにぎりを食べたら逃げて行く。昔本でそう読んだなあ…」

とぼうっと思っていたら、ふとあることを思い出したので。
それは山岳部時代に聞いた話。


山中で迷ってしまった時とかによくあることなのですが…
、
気が焦ってしまい、食べ物を摂る事を忘れて、さ迷い歩き、
やがて体内のグリーコーゲンが底を尽き、
いきなり、全く動くことが出来なくなるとか。

こういうとき食欲は焦りにかき消されてしまっているので、
食べ物を食べていないことを忘れてしまい、
動けなくなった体に恐怖を覚えパニックになりやすいとか。

だからそういう場合はまず慌てずに、何かを食べてしばらくじっとすること。
特におにぎりなどの炭水化物なら、即グリコーゲンに変化してくれるので再びまた動くことができる！
だからそういうものを食べるべし！

とまあこんな話なんですが、
これ、何かを連想しませんか？

私は「ひだる神」を連想しました。

食べるものの食べないで目的地に急ぐ旅人。
そしてそれを襲って動けなくする妖怪。
そして、その妖怪を追い払う方法としてはおにぎりを食べること。

この「ひだる神」のお話が、
詳しい仕組みは分からずとも、
よくある旅先のトラブルの、
経験から来た対処法を分かりやすくみんなに伝えるものだったとしたら！
なんて素敵な生活の知恵！ヽ(･∀･)ﾉ

なんか勝手にこう解釈し、興奮しながら鬼太郎
を見ていた私でした。

そういうわけで画像は、ダイエット中で、 徐々にひだる神に取り囲まれつつある鬼娘。 「でもうちは飛べるから上から逃げれるっちゃよ〜♪」

後ほど気になって検索してみたら、
まあやっぱり、ほとんどの方々が同じことを考えてはりました。

う〜ん、すごいことに気がついたと思ったのに・・
(=＾＾=)ゞ

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