お絵かきのコーナー
(無断転載禁止!)
その68 メリクリ!!
「う〜ん、団塊の世代が抜けた後ゴッソリ人数がへったなぁ。」 「でも経費節減とかで人員増は見込めないらしいぞ。」 「じゃあ、アルバイトも募集するか?」 「でも、そう簡単に空を飛びまわれるものっているだろうか?」 「う〜ん・・・・」 !(・∀・)「いた〜!」 そういうわけで、今年のクリスマスラムちゃんはサンタさんのアルバイトをすることになりました。 「じゃあこれバイト代替わりのものだよ。」 「うちは別にバイト代はいらないっちゃよ。」 「いやいや、これはお礼の気持ち、とてもいいものだからみんなであけてごらん。」 「じゃ、わかったちゃ!ありがとうだっちゃ!」 「わかったね、くれぐれも正体のばれないようにお願いするよ。」 「わかったちゃ!」 「でも、君は顔が売れてるからな〜。」 「っじゃ、こうすればいいちゃ!」 「おいおい!なにをする!やめなさい!」 制止するサンタさんの目の前で、 いきなりスカートをえいと脱ぎ捨て! 「こうすればみんなの視線はパンツに行くから、誰もうちの顔をみないっちゃ!」 「なるほど・・、でもね。」 「でも、なんだっちゃ?」 「そのパンツで誰だかすぐにばれちゃうよ!」 きよしこの夜のお話でした♪ |
というわけで、サンタさんの手伝いをすることになったラムちゃんですが、 やはり一人では手が足りない! そこで、幼なじみのランちゃんにヘルプミー! 「…なるほどわかったわ、でラムちゃん?」 「なんだっちゃ?」 「当然バイト代は出るのよねぇ?」 「バイト代は出ないっちゃ!」 「あほかぁ!おんどれはどんだけ人がええねん!」 「だってサンタさん困っていたっちゃ!」 「だからっちゅうて、何でこのサムおらにボランティアせなあかんねん!・・ん?」 「どうしたっちゃ?」 「…、読めたでぇラム!お前わしに手伝わせてバイト代独り占めしようちゅう魂胆やろ!」 「そんなことないっちゃ!あ!」 「なんやねん?」 「そういえば最後にお礼にと袋を一つくれたっちゃ…」 「ほうれみてみい、ちゃんとあるやないか。」 「みんなで開けるようにといわれたけれど、良かったらこれランちゃんにあげるっちゃ。」 「現物支給か…、ま・ええやろ、これでもデート費用のたしにはなるやろ。」 「ほっ…」 「じゃ、ラムちゃん、張り切って行きましょうね〜♪」 「…」 「なんやねん、ラム。」 「ランちゃんは現金だっちゃ!」 「あほいえ、今回は…」 !(・∀・)「現物支給であります。」 さてそのあと、一仕事を終え家に帰ってきたランちゃん。 いそいそともらった袋を開けてみますと… ぴかっ! きれいに一瞬光ったかとおむと、なにやら良い香りが広がりました。 「きゃ!これはもしやお宝かしら?ランちゃん感激〜!」と喜び勇んで中を見ますと… 「か・空やんけ…」 袋の中には何も入っておりません。 「くそぅ〜!また騙された〜!」 でも不思議なことに、 この夜はランちゃんの家を中心に、 とても素敵な雰囲気とあたたかい心で溢れかえったのでした。 ちなみに大きな袋には、 !(・∀・)「夢と希望が詰っておりましたとさ!」 |
のい部長さんがこのストーリーからイメージして素敵な作品を書いてくださいました。
題して
「夢や希望を友のために袋に集めているラムちゃん♪」
年末はどこも大忙し。 むろん猫飯店も大忙し! お店ではクリスマスの特別メニューもあるものの、 自分たちはいつもクタクタでクリスマスを楽しむことは出来やしない。 だから今年のクリスマスも、ゆっくりほっとできたのは最後のお風呂タイムだけ。 「あ〜、今日も大忙しだったあるね〜♪」 と、湯船にのんびり浸かっていると、 ウ〜ウ〜ウ〜! 「このサイレンオ音は何あるか!?」 慌てて湯船からあがり窓の外を見ると、 屋根のを飛び回る怪しい人影! そして下ではパトカーが… 「屋根の上に不審者発見!現在猥褻な格好で飛び回っております!」 (某smiyaさんちを参照のこと。) それを見ていたしゃんぷーちゃん。 なにやらすごく納得した様子。 「なるほど、あれがサンタさんで、今夜が本当の…」 「サイレン・ナイト!」!(・∀・) 皆さんは素敵な「サイレント・ナイト」を♪ |