ラムとしゃんぷのアイドル物語
(無断転載禁止!)

   14  賞を狙え

14A.PNG - 33,307BYTES

ではラムちゃん、今年目指すのはレコード大賞ですね?」
「そうだっちゃ!うち以外にはいないっちゃ!」
「それはまた強気ですね。」
「だっちゃ!」
「その自信は何か確証でもあるわけですか?」
「あるっちゃ!」
「それは・・?」
「だって、今年はトラジマが優勝!一番だっちゃ!」

「ふ〜ん、ラムも言うようになったな〜。ちょっと安心できるかな。」
「ふ〜、やっと取材がおわったっちゃ。」
「よっ!おつかれ。なかなか言うようになっちゃじゃん。」
「へっへ〜♪二年目だしね!ところでダーリン…」
「ん?なんじゃ?」
「レコード大賞って何だっちゃ?」
「…をいををい。」
(ちなみにトラ縞は今年セ界いちでしたが、日本一ではありませんでした。(T∇T))

14B.PNG - 8,657BYTES

「…、なるほど、レコード大賞というのはそういうものけ。」
「そうじゃ!だからこれはぜひとも、」
「うん、絶対に取るっちゃ!」
「ではそのために今から動き出さねば…」
「デパートの屋上でお願いにまわるっちゃ?」
「いや、むしろもっと効果的な方法が…」
「ごにょごにょごにょ…」
「えっ〜!?そんなことしたら嫌われるっちゃ!」
「だいじょうぶだって!」
「ほんとうかなぁ…」

翌週、町のあちこちはラムちゃんへの投票を促すポスターで溢れていた。
そして、道行くものたちはみな一様に、ひざまづき投票への誓いを立てて通り過ぎてゆくのであった。
その様子を見守る二人。

「な?ラム♪」
「ほんとうだっちゃ!」
「今の世の中、こういう趣味のものが増えているのだよ。」
「そういうものけ?」
「そうじゃ。」

でもお二人さん、
一般の方々には、レコード大賞への投票権はありませんから〜!
(´∀`)ゞ

14C.PNG - 7,821BYTES

さて、いよいよ今年も残りわずか、
そろそろ賞取りの話題がちらほら…

「で、新人賞って何ね?」
「え〜っと、今年活躍した新人で、最も新人らしく活躍したものに贈られる賞だ。」
「え〜!じゃあもっと、初々しくするね!」
「え?」

がさごそごそ…

「・・・・・・・どうあるね?」
「………、(ぽっ♪)いいんじゃないだか〜♪」
「さらに、えいっ!」
「おおっ!」
「サービスあるね♪」
「うほっ!」
「おまけに、えいっ!」
「うひょ〜!」
こうして秋の夜長に無駄な時間を過ごす二人であった。
(´∀`)ゞ




次へ

戻る

とっぷへ




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!