ラムとしゃんぷのアイドル物語
(無断転載禁止!)

   16  もったいないおばけ

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もったいないおばけ

今回はラムちゃんシャンプーちゃん二人の出演で、番組を作っております。
その内容は、お正月に豪遊して、まだその気分が抜けきらない人々を戒めるというものです。

でははりきってどうぞ〜。

むか〜し、むかし、あるところに贅沢ばっかりしておる子供がおったそうじゃ。
お正月にお年玉を貰っては貯金もせずに使いたい放題。
しかも、買ってはすぐに飽きてしまって次から次へとぽいっ!
周りのものは、「そんなことをしてたら、もったいないおばけが出てばちがあたっるよ。」
と注意しましたが、いっこうに気にしない様子。
そんなある日、子供が夜中に物音で目を覚ますと…
「うわわ!なに?!」
枕元にぼや〜っと光る怪しい光!
「うわぁ〜!鬼ぃ〜!もしかして、もったいないおばけ?」
「そうだっちゃ〜!うちはもったいないおばけだっちゃ〜!」

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さて、枕元に現れたもったいないおばけのラムちゃんに贅沢子供はいいました。
「どうして、ぼ〜っとしか光らないの?」
「電気がもったいないっちゃぁ〜!」
「充電すればいいのに。」
「充電がもったいないっちゃぁ〜!」
「でも充電をサボると電池寿命が短くなってかえって損だよ。」
「!?ほんとうけ!」
「そうそう、ガンガン使って充電をしっかりするほうが電池の寿命は延びるんだよ〜♪」
「うち、知らなかったっちゃ…」
「よければ、うちで充電して行ってもいいよ。」
「うわぁ〜♪ありがとうだっちゃ〜♪」

こうして完全充電をしたもったいないラムちゃんはピカピカと光りながら、
嬉しそうに家の周りを三回まわって空高くに帰って行きました。
めでたしめでたし♪

…かな?

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さてさて、贅沢子供はもったいないラムちゃんに懲らしめられることなく、
上手く追い返しましたが、リベンジに次のもったいないおばけが来ました。
さて、今度はどうでしょう?

先ほどと同じく、またもや怪しい光!
しかも今度は猫の耳が付いています!

「もったいニャ〜♪贅沢する子はどこるニャ〜♪」
「うわ!また出た〜!今度は化け猫!?」
「私はほかのおばけほど優しくないあるニャ〜♪中国4千年の技で懲らしめるニャ〜♪」
「お!よかった、このおばけが出たらここでおしまいだ〜!
「なぜそういうニャ〜?」
「だって、ニャ〜ニャ〜、ニャ〜ニャ〜、名古屋弁。」
「それがどうかしたのかニャ〜?」
「名古屋弁だけにもう、おわり(尾張)でしょう。」ヽ(・∀・)ノ

φ(._*)☆\(-_-)




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