アイドル地獄変

ガンバレラムちゃん!
みんなが君を応援してるぞ!

6 ポロリ!女だらけの水泳大会!、新春かくしげぇ大会

ポロリ!女だらけの水泳大会!

さて、アイドル水泳大会に出場し、
某おえびで、しゃんぷちゃんと激しい戦いを演じたラムちゃんでしたが、
その疲れもいえぬまま個人メドレーに出場しました。
体の方は無理をすれば何とかなりますが、
水着の方はそうもいきません。
先ほどの戦いのダメージでついにビキニのブラが外れました!
しかし、体力も限界に近付いていたラムちゃんは思いました。
「ま、いいっか〜、どうせ普段からトラジマビキニだし…
 チラッと見えても、誰も気付かないちゃ…」

しかし〜!
その考えは甘かった!
砂糖を蜂蜜に漬けこみ、その上からチョコレートをコーティングしたくらいに甘かった!

水から上がるその瞬間!

「な・なんだっちゃ!?この悪寒は!
 邪悪な気がうちの胸に集中しているちゃ!」

そう感じた刹那、おびただしいフラッシュの嵐が彼女を襲いました。


その後、この件にヒントを得たこのプールのオーナーが、
お土産に「ぽろりプリン」を開発し大ヒットを飛ばしました。
無論ラムちゃんも1年分もらったそうです。
よかったね!(かな?)


かくしげぇ大会

「…ちゅうことで、新春かくし芸大会に出ることになっちょるのだ。」
「え〜!」

ここはお正月を迎えたあたるの事務所。
新年の番組の打ち合わせの真っ最中です。

「でもダーリン、うちは恥ずかしいちゃ…」
「何をゆうとる、出演者全員がかくし芸を披露するのだ、
お前だけが恥ずかしがってどうする!」
「だって…」
「だってもくそもない!」
「でも…」
「でももストもない!」
「うちまだ生えそろってないっちゃよ…」
「生えそろうも生えそろわんもない!…って、お前何をゆうとるのじゃ?」
「だって、年末の水泳大会の時にお手入れして剃ったっちゃ!」
「はぁ?」
「え? だってかくしげえを見せるんだっちゃ?」
「うむ、確かにかくし芸じゃ。」
「うん、隠し毛ぇだっちゃね?」
「うむ、かくし芸じゃ…」
「隠し…毛ぇ…」
「隠し…芸…」

この二人のかみ合わない会話は、その後小一時間ほど続いたそうな。




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