ラムとしゃんぷのアイドル物語
(無断転載禁止!)
5 商魂!バレンタイン!
ここは「美味しく食べてだめになる、お菓子のコロコ」で有名な、 お菓子の会社「コロ屋万年堂」です。 只今企画会議の真っ最中。 「ですから〜!私はズバリラムちゃんを〜!」 「いや、ここはやっぱりしゃんぷちゃんでしょ〜!」 どうも新商品のイメージガールの選考中のようです。 喧喧諤諤の討議が行なわれる中、 おもむろに社長が口を開きました。 「知っての通り今回の企画は、 アイドルのオリジナルチョコでバレンタイン商戦を勝ち抜こうというもの。 見たところ、ラム派としゃんぷ派に分かれてている様子。 ではいっそのこの二人とも採用してみてはどうだろう? お互いが良い刺激となって、きっと良い結果がでると思うが。」 ( ゚∀゚)ノ「異議な〜し!」( ゚∀゚)ノ「異議な〜し!」 (あれ?実はたった3人の会社だったの!?) こういうわけで、 ラムちゃんとしゃんぷちゃんの バレンタインキャンペーンが始まることとなりました。 |
「…ちゅうことで、お前がチョコを企画するのじゃ」。 「え〜、うちが!?」 「そう、先ほどの、コロ屋万年堂の社長さんの話では、 今年のバレンタイン商戦は、 アイドルのオリジナルチョコで売り出すそうじゃ。」 「ふ〜ん…、ん!? ていうことは… うちが好きなチョコを考えたら作ってもらえるのけ♪?」 「まあ、そういうことじゃ。」 「やった〜♪何にしようかな〜♪」 「ちょっとまった〜!」 「なあに?」 「ハバネロ味や、タバスコ味は禁止な!」 「え〜、美味しいのに〜!」 「絶対だめじゃ!」 「じゃあ、梅酒味!」 「それならまあ…、あっ!でもお前は絶対食ってはいかんぞ!」 「え〜、うちのチョコなのに〜!どうして、どうして〜!」 「ど・う・し・て・も!」 その後発売された 「ラムちゃんオリジナル梅干しチョコ」はおかげさまで大好評! キャッチコピーは「天国への階段」 無論事務所の皆も食べました。 ラムちゃん以外はね!… (理由は分かるよね!) なおしばらくの間、 事務所の壁には大きくこう書かれていました。 「食べさすなキケン!」 おまけ 「あ!そういえばさっき…」 「さっきなんじゃ?」 「うちの体で型をとって…」 「何ぃ!お前の体で!?」 「うん、それでチョコを作って売らないかって…」 「誰が一体そんなことを言う手おるんじゃ!」 「これもらったちゃ…」 「ん、何々…、クロ屋千年堂…」 (某所につづく) |
本日は事務所でなにやら打ち合わせの最中です。 おや?お客さんは「美味しく食べてだめになる、コロコ」で有名な、 お菓子の会社「コロ屋万年堂」の社長さんのようですね。 「…ですので、今年のバレンタインは アイドルのオリジナルチョコで売り出そうと思っておりまして…」 「…なるほどそれでシャンプーがチョコを考案すればえええのだか。」 「ふ〜ん、私の考えたチョコが商品になるのって嬉しいね!」 「何かイイアイディアはおありでしょうか?」 「こういうのはどうね?!」 「どれどれ?」 「あたたかい中華まんの中にとろけるチョコ!」 「う〜ん、販売が難しいし、どこぞで売っていそうですな…」 「じゃあ、アヒルの形にして、ペキンダックのようにして皮を剥ぐ!」 「おら、なんかそれはいやじゃ〜!」 「じゃあ可愛い小猫の形のチョコで…」 「ふんふん…」 「お湯をかけると…」 「かけると…?」 「中から私のお人形が出るね!で、溶けたのはココア〜♪」 「よし!それでいきましょう!」 こうして販売された、「変身猫娘チョコ」は大ヒット! 良かったねしゃんぷーちゃん! |